産業ケアマネの岡田和子です(^^)
大阪で活動しています
今回でvol.14
今回のテーマは?
遠距離カイゴのはじまり
わたしが親のカイゴにかかわるようになったのは、
18年前
父が脳梗塞になってから
脳梗塞を発症したのは
5歳の双子をつれて福岡に帰省していて、大阪へ戻る日でした
実家に一本の電話がかかってきて
母がでて、電話を切るなり
「お父さんがバス停で倒れて、救急車で運ばれたみたいでね。かっちゃん、行ってきてくれんね?」
小さいころから足が不自由な母
母の頼まれごとは基本断りませんでしたね
小さな子どもたちを置いていくと母も大変なので、つれて病院へ
連れて帰ってください!
到着すると、病院の職員がこまり果てて、
「連れて帰ってください!」
と言われ、父は治療拒否している模様
(えっ?)
父は理不尽に感じることがあると、感情の赴くまま行動に移すので、厄介なわけです
父のそばに行くと、失禁している上、右片麻痺が起こっている
えっ?この状態で家に連れて帰れと?
一番のヒーロー
無性に腹立たしさもありつつ、診察できないなら、いても仕方ない
大通りにタクシーをつかまえに行き、一台のタクシーが停車
運転手さんが病院の中まで入ってきてくれて、父を一緒に支えて、タクシーの座席にバスタオルを敷いてくれました
乗車拒否されてもおかしくないと思いますが、快く対応してくれた運転手さんに心から感謝です!
一番のヒーロー
家の方向に走り出したタクシー
家に連れて帰るにしても、このままほっとくわけにはいかない
自由奔放な父だけど、生きててほしい
発症後、処置が早ければ、後遺症もマシだと言うし…
写真出典元:https://www.photo-ac.
とっさの判断
そうだ!国立医療センターが右に曲がればあったわ!
「運転手さん!信号を右に曲がって、国立医療センターに行ってください!」
病院を出て、信号待ちなど入れて、3分位自分との対話から出たこたえでした
右折レーンへギリギリのところで車線を変え、右折
タクシーの運転手さんってさすがプロ!
到着して、検査と治療を施し、入院となりました
(ここでは治療を受け入れたようで、ほっと一安心!)
職員の方にここに来るまでの経緯とお礼を言ったことを思い出しますね
わたしは一旦に自宅に戻り、父の着替えなどを持って、再び病院へ
翌日、わたしたち親子は大阪に戻りました
ここから遠距離カイゴが始まる
ここから遠距離カイゴが始まります
しかも、一筋縄ではいきません
こうやって、カイゴって、突然始まるのです
待ったなし
当時のわたしは、かろうじて大学で医療の概要的な勉強をしていたので、なんとなくの知識が役に立ちました
知らなかったら、どうしていただろうか…
まとめ
こうやって親のカイゴって、突然始まるのです
医療やカイゴの知識を少しでも知っておくと、いざといときに役に立ちます
備えあれば憂いなし
今日はこのあたりで…
産業ケアマネの岡田和子でした^^
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