産業ケアマネの「かぁ〜」こと 岡田和子です( ´ ▽ ` )
vol.8!
今回は?
カイゴの入り口って??
介護は、じわじわとやってくる場合と
ある日突然の場合とあります
近所にいながらも、親が元気だとそんな滅多に
連絡を取り合わないものです
父の日、母の日、敬老の日、正月、盆、誕生日、どこかへ行ってきたお土産を渡すとき など
ちょっとしたイベントごとの時に連絡をとり、話をする程度のことが多いんじゃないでしょうか?
遠方に住んでいる方が、なにかと気にかけて連絡するのかもしれません
あれ?連絡がつかない
先日、お土産を渡したくて、義母へ連絡
あれ?いつもだとLINE送ると返事がその日のうちにあるのに、返信がない
連絡する時間帯がさほど遅くはないが、早めに寝たのかな?
翌日
連絡するも返信がない
自宅へ電話するも、電話自体が繋がらない
なんだかおかしい
夫に話をすると、
「そうやな~、最近LINEに連絡してもでぇーへんときあるもんな~
会社の携帯のメールアドレスには連絡くんねんけどなぁー」
早朝なら繋がるかもと携帯電話に電話したら、
「もしもし〜、どうしたん?」
あれ?いつもの声だな
「いや、LINEにメッセージを送ったんですけど、返信がなかったから電話しました」
と言いつつ、今から行く約束をして自宅へ
お土産を渡して、スマホを見せてもらうと、LINEのマークがうっすら見える状態で
押しても反応しない
なんでこんなことに?
なんでこんなことに?
自分のスマホで原因を検索
すると、『セーフモード』がかかっていることがわかり操作
結局は、電源オンオフで復活したのですが、
このような状態になったとき、ご高齢の方はわからないと思うんです
調べている間、
「もうええよ、かまへん。携帯屋さんにもって行くから」と
何度もいい、私に気遣いの言葉をかけてくれる
(いや、絶対に復活させる!)
復活した時、たくさんのメッセージが溜まっていました
「もう、あんたも忙しいのに、ごめんね〜」
「お母さん、何かあれば連絡してもらったら、すぐ来ますからね」
この言葉、会ってから5回は言ってきました
このとき思いました
待ってたらダメだな
時々連絡しないと、気を遣って連絡してこない 今回がいい例だ
じわじわきている波
これが、カイゴの入り口
夫はよく
「まぁ大丈夫やで」と言います
この「大丈夫やで」がまわりへのストッパーになってしまうんです
特に配偶者としての立場からでしゃばりすぎるわけにはいかない
気持ちを抑えつつ(いや、抑えられていませんが・・・)
すかさず、
「私ができることがあれば言ってね」と、ことあるごとに伝えています
介護の専門職に就いているといろんな事例に関わり、
見えてきたものから伝えたいことは山ほどあるけど、
それを並べたところで伝わるわけでもない
だから、シチュエーションごとに、ポイントを伝えるようにしています
合言葉は?
「私ができることがあれば言ってね」
口ぐせ
どうも私に
「面倒をかけるわけにはいかん」
と行くたびに、義父、義母の口ぐせ
「そんなこと言わんと、遠慮なく言ってくださいね」
これが私の口ぐせ
でしゃばりな私も、夫の両親の出方を一応みて言っています(一応ですが…)
まとめ
ちょこちょこ様子を見に行き、なにか今必要になっていることがないか
言葉や様子、やせてきていないか、元気がないことはないか、
家の中の状況などから察知して
自尊心を守りながら話を聴き、本人の歩調をあわせてサポートすることが大切です
気遣いに感謝しつつも、『いつでも頼ってもらっていいんですよ』と
さりげないアピールを度々伝えていく
今、そこが大事な時期だと改めて実感しました
あなたも、特にイベントごとがなくても
連絡してみて、日頃の様子を聴いてみてください
可能であれば、直接会うといいと思います
きっと喜んでくれますし、安心感をもってくれますよ(^_-)-☆
そして、こちら側の安心感にもなります
仕事と介護の両立
あなたのできることをできる範囲で(^_-)-☆
今日は、このあたりで・・・
産業ケアマネの『かぁ~』こと、岡田和子でした(*^_^*)